2023/04/12 13:51
桜が散ると青葉が芽吹き、山の表情が変わってきました。新生活が始まり希望に満ちた力強い季節がやってきます。
是非フィルムカメラで思い出をより印象深い記憶に残しませんか。
今回は当店ベストセラーの2機種オリンパストリップと35DCの紹介をします。
OLYMPUS TRIP35
:使い方が簡単
オリンパストリップはその名の通り、気軽に旅に持っていけるカメラとして設計されました。使い方はとっても簡単なので、全くカメラの知識がなくても大丈夫です。
A(オート)モードに合わせておけば、状況に合わせて自動的に絞りとシャッタースピードを調節してくれます。一応絞りを自分で選んでマニュアル撮影もできますが、基本はAモードでオッケーです。
:洗練されたデザイン
トリップ35は大ヒットしたハーフカメラ『PEN EE』を元にフルサイズ用に改良して設計されました。
少し丸みのあるボディに小ぶりのレンズが非の打ちどころのない美しいバランスでデザインされてます。
レンズの周りを取り巻くキラキラの輪っかはセレン光という太陽電池なのですが、これもデザインのアクセントになっていて非常におしゃれな機種です。
:失敗写真防止機構 通称『赤ベロ』
フィルムをいざ現像してみたら暗すぎて何も写っていなかった、手振れがひどい失敗写真になることがあります。
その時のショックはかなりのものです。
トリップには失敗写真を防ぐため、暗すぎる状況ではシャッターロックがかかります。
その時ファインダーに赤いマークがポップアップされます。
こいつが舌に似てるため通称「赤ベロ」と呼ばれています。
レンズキャップをつけたままシャッターを押してしまう事も良くあるので、赤ベロ君はそんな時に心強い味方です。
:ピント合わせについて
ピントリングに書いてあるマークで大凡のピントを合わせる仕組みになります以下を目安にすると良いです
👤人1人のマーク:距離1m
👥人2人のマーク:距離1.5m
👪人3人のマーク:距離3m
⛰山のマーク:無限遠
*スナップ写真の場合3人マークに合わせておけば大体ピントが合うようになってます。
:作例紹介
トリップは淡く柔らかい写真が撮れるのが特徴です。
以下のリンクからインスタグラム投稿をご鑑賞ください。
https://www.instagram.com/explore/tags/olympustrip35/
OLYMPUS 35DC
続いてオリンパス35DCはトリップの派生機として3年後に発売されたアニキ的機種になります。
DCは『デラックスでコンパクト』の略になります。
:高性能なレンズでシャープな写り
F.ZUIKOの大口径40mm F1.7レンズを採用しており、
非常に鮮明な写りに定評があります。コントラストが高く色味が鮮やかです。
:操作性と耐久性に優れたバランスの良い名機
TRIPと比べると角張った男らしいデザインになり、金属部分の厚みが増しているので非常に頑丈な作りになっております。
またレフ機に比べて程よくコンパクトであるため持ち運びが簡単、旅行やアウトドアに最適なカメラです。
:本格的なレンジファインダー
ライカの歴史的名機にも採用されている伝統的なレンジファインダーを装備しているので、ピントを合わせが楽しいです。
黄色の枠にズレている2重像を合わせる事で被写体にピントを合わせます。
クラシックカメラを楽しむ醍醐味を体験できます。
:使い方はシンプル、高性能なオート撮影
高性能なオート撮影で使い方はとても簡単です。
電池を入れてシャッターを切るのみで適正な写真を撮ることができます。
純正の電池が廃盤になりましたが、汎用性のあるLR44や625GHで代用できます。
電圧が若干違うので若干アンダー気味(暗め)になってしまうのでカメラ側のASAの設定を1メモリ下げて調節してみましょう。
:作例紹介
https://www.instagram.com/explore/tags/olympusdc35/
いかがでしたでしょうか。
この2機種では当店のウッドカスタムの豊富なバリエーションがございます。
ぜひ貴方だけの一台をオーダーしてみませんか。
少しお洒落な贈り物としてもお勧めです。
Trip 35のカスタムオーダーはこちらから↓
https://machacameras.base.shop/items/70017683
35DCのカスタムオーダーはこちら↓
https://machacameras.base.shop/items/69787294